肩の力をぬく!

長いものには巻かれておきたい

251209:ゲームの王国 上(小川哲)を読んだ!

痩せたければ甘いものを減らせとAIにも言われているのですが、 シュトーレンの季節がやってきましたね!今年は3個買いました!

どうもこんにちは、函南です。


シュトーレンレポはまた後日するとして…。

 


ゲームの王国 上(小川哲)を読んだ!
https://amzn.asia/d/7fXcGHW


下巻はこれから読みます。
ポスト伊藤計劃とも言われているらしいですが、うぅ〜ん、 どうかなぁ。根幹の思想は近そうだと感じられますが、 伊藤計劃氏よりも小川哲氏のほうが読者サービスをする印象があり ます。「ユートロニカのこちら側」でも感じたけれど、キャッチー でイメージしやすい単語をうまくちりばめさせる感じがします伊藤 計劃よりかは。 伊藤計劃よりかは全然軽い文体なので伊藤計劃よりかは着手しやす いのではないでしょうか。たぶん。

 


打倒ポル・ポト政権を主題として本作は書かれています。 登場人物が多くて群像劇っていうのか?こういうの? 短編がいくつか入っていて主人公を変えながらうっすらと連続した ような構成でした。
個人的に英語化できないカタカナの人名が非常に苦手で、 アジア系の名前が覚えにくい体質なので、 今回のカンボジア人やベトナム人が沢山でてくる群像劇は名前と個 性を一致させるのにすごく苦労してしまいます。「あれ、 この人は以前なにをしていた人だっけ…」が頻発しました。 でも読んでいると思い出せる感じ。 私にとっては割と読みにくいタイプの小説…しかし読んでしまう… 読むと目がさえるので寝る直前に読むと翌日睡眠不足が確定… 強い意志で読書をやめなければならない…。読み切った…なぜだ… 読ませる力が強いのか…。下巻も読みます、読むのが大変だけど( 私は)

 


キャラクターが魅力的に描かれていると思う小川哲作品。「 ユートロニカのこちら側」でも感じたのですが、うざい人・ ちょっと回避したい人・ 関わりあいたくない人の描写がめちゃくちゃ上手い笑 うざい登場人物が出てくると会話文を読み飛ばすのが小川哲作品で す()うざいので笑


「ユートロニカ」ではうざい人の描写がうまいなぁ、 と思ったのですが、「ゲームの王国」ではあれかな、 愚鈍な人の描写が秀逸かも。 知能指数が大きく違うと会話がなりたたないことがよくわかる。 あと恐怖の描写があ〜いいねぇ、という感じでした。 肌の湿度感がいい。


SF小説家だけど「ゲームの王国」SFじゃないのよなぁ。 土の使い手はでてくるけどこれは…SF? 東南アジア史が好きな人は特に楽しめるかもしれません。


「ポスト伊藤計劃」として期待していたのですが、小川哲… ちょっと私と合わないかもしれないな、な〜んて。 ポスト伊藤計劃はそもそもハードルを上げすぎなんですよね。 それがなければまた評価は違ったかもしれない。 ちょっと読者に歩み寄りすぎなんじゃないかなぁ、 読みやすくはあるのだけれど。 SFビギナーにはおすすめかしらん、という印象でした。 個人的にはSFは格好良い漢字の羅列と、そうくるか! というルビと便利ですんごい機械類、 そして人間臭さと未来の景色や異文化交流を楽しむものなんじゃな いかと思っているところがあります。もっと! 意味わからん漢字をつかっていいんだよ!歯ごたえが足りない() (スチームパンク×香港or九龍or上海が一番好きな人より) 俺もはやく電脳化したいんだ。

 

 


下巻も読みますセット買いしたので!積みません! 読み切るまでは!笑
それでは今日はこのへんで。