前回のゲームの王国 上を読んだ!で、「この小説は『打倒ポル・ポト』の物語」 と私は書きましたが、下巻を読み始めてすぐにポル・ ポトがすでに死んだ世界線だということが分かり、おやおや( あんなことブログに書いちゃったのに…)と思いました笑
小川哲はとにかく読ませる、読み始めたら止まらない、 というところがすごいところだと思います。面白かった( のか自分でも疑問に思っている。小説を最後まで読ませる筆力= 面白いにはならないんじゃないかな、と思ってしまう)
あとはSF系作家にしては、すごく読者サービスをするなぁ! がやっぱり第一印象です。SF(なのか?) にしては文章が平易だしキャッチーで口語に近いような気がするし 、「ここ、笑っていいところですよ!」 というのを必ずいいテンポで挟んでくる。 真面目に読まないといけないシーンと肩の力を抜いて読んで大丈夫 なところが分かりやすいので、 読みやすいタイプの本だなぁと思いました。
あと続きが気になる構成、 夜寝る前に眠気を呼ぶために読書するのですが、 小川哲作品は続きが気になりすぎて寝不足になるので、 夜寝る前に読むのはおすすめ致しません。笑
上巻よりも下巻のほうがストーリーの要が立ち現れるので下巻のほ うが読みやすいです。 上巻の群像劇の意図は世界観の説明なのかしらんと下巻を読むと思 います。上巻やっぱり読みにくかったなぁ。 上巻を頑張って読んだご褒美っぽさのある下巻。
結末のまとめ方はちょっとアガサ・クリスティみを感じました。 結構強引に風呂敷をたたんだわねの印象。
キャラクターの個性はすごくいいですね! 主役がだれなのかわからないけれど、 みんな葛藤があることが示されていてキャラクターに深みが出てい たように感じました。
私たちは自分らの行動する理由に理念とか世界とかを上げがちだけ ど、 行動する理由を掘れば掘るほど幼少期の感情を追体験したいから、 に落ち着くんですよということなのだろうか作者が言いたいことは 。
難しめな理論もでてきつつも全体としてかなりキャッチーな文章な ので結構読みやすい、しかし結論、 どんな意図が隠れているのだろうと考えると狐につままれたような 気持ちになる小説でした。
kindleクリスマスセールでまた本を沢山買ってしまった〜! 紙の本を読め〜!紙の書籍2冊が積読になっているぞ〜!
それでは今日はこのへんで。