肩の力をぬく!

長いものには巻かれておきたい

梅仕事2023総括②(たべる編)

\梅シロップのソーダ割おいしい!/
どうも、函南です。

露茜は真っ赤なシロップがとれる
 
さてさて!夫婦二人暮らしで梅の実10kg氷砂糖10kgミツカンりんご酢2.5Lをつかって梅シロップを錬成した函南氏、今回は試食編です~!やったー!!
函南は炭酸の刺激が大好きなので主に炭酸水で割って飲んでいます。梅シロップにかなり酢がはいっているので、シロップ:炭酸水=1:10くらい。もっと薄くてもいいかもしれない、シロップがなくならなければ長く楽しめるわけだし。あとコップの底にシロップが沈むので、飲んでるソーダの最後のほうはやっぱりちょっと濃いのよね。
夫はそんなに炭酸の飲み物を飲まないので主に冷たいお水で割っている模様。そちらの感想も覚えている範囲で書いていきます。
※撮っておいた写真をたくさん載せようと思ったのですが、heicファイルって未対応なんですね…楽に変換する方法を探さないと…楽じゃないと嫌だ…笑

 ド定番!透明度の高いシロップができます。青梅でつくった梅シロップは癖がなくて飲みやすいですね。梅の実の香りはさわやか系で酸味が立つ感じ。ミツカンりんご酢との相性もよく、すっきりと飲めます。炭酸水で割ってもいいし、冷たいお水で割ってもよろし。
 副産物の梅の実も癖がなく、梅らしいお味。アクもほとんど出なかったし、エグみもほとんどなくあっという間に食べてしまいました!おいしかった!
 
 芳醇!あまい香り!あれだ、2月ごろに屋外でふっと鼻をかすめる梅の花の香りだわ。シロップは青梅と比較すると黄色みや茶色味がつよくなります。今回はほんのちょっぴり発酵したのか、やや濁りあり。青梅と比較するとあまーい梅の香り、甘みもやや強い出来栄えでした。炭酸水で割るよりも冷たいお水で割ったほうが香りが立つ印象ですアルコール0だけど酒飲んでる気になりたかったらロックアイスで原液を冷やしながらちびちび飲んでも乙だと思う。
 副産物の梅の実ですが、青梅より甘いだろうと予想していましたが、そんなに大差ないかなぁ。南高梅のほうがエグみを感じるのはなんでなんじゃろう?
 
③-1パープルキング1kg弱?×ミツカンりんご酢
 もはやフルーツ!本当に桃みたいな香りがするんですよ。下準備で生の梅の実を洗っているときから所謂フルーツ(もはや桃では?)みたいな香りがするな~と思っていたんですけど。砂糖漬けにされて濃縮?されて加熱していると尚更!もも!ピーチ!すごい梅じゃないみたい!ちなみに生の梅の実は黄色ベースに強めの紫色が差したような見た目をしており、梅シロップになると濃いピンク~薄い赤な液体になりました。きれい~!
 炭酸水で割ってみてもフルーツの香り~!もも?さくらんぼ?アセロラ?っぽい香りがしました。「梅シロップだよ」と言われなければまさか梅だとは思わないくらいフレッシュな甘い香りがします!酸味はそこまで強くなかった印象。いちばん万人受けしそうなお味。
副産物の梅の実は、シロップと比較するとかなり酸っぱい!こちらは正に梅って感じでした。それでも青梅や完熟南高梅と比較するとやっぱり桃っぽい香りがします。甘みも強いかも。しかしシロップの甘さと比較すると、パープルキングのフルーツ要素はシロップの中に全て吸い込まれたみたいです。えぐみもなくて一番食べやすいかも。
 
 間違えて買ったんですよ、ミツカンりんご酢…。じつは買うつもりじゃなかったの…。りんご酢と純りんご酢で梅シロップの色はあんまり変化がなかったと思います。りんご酢が茶色い割には梅シロップの色はりんご酢で作ったときとだいたい同じかしら。漬け込みがおわってお鍋で加熱しているときの香りはも~「黒酢っぽい!」帰宅して玄関から帰ってきた夫は「なんか中華でも作ってるの?」と言っていました。本格中華バリに酢の香りが立ちます。完熟南高梅は飲む前の段階では結構負けている()
炭酸水で割ってみると黒酢っぽさは和らいで梅と酢のさわやかな香り~!りんご酢で作ったときよりも健康ドリンクっぽさはあるかも。ホンチョ?ミチョ?っぽさ。夏バテに効きそうな香りがします。
副産物の梅の実も、結構!というかかなり!黒酢っぽい香りが立つので、ちょっと人を選ぶかもしれません。でも今回は梅の実があまりシワシワにならなかったので、副産物の梅の実は丸々と太った状態で食べられるので目がうれしい感じ!表面の香りは酢の香りが立ちますが、口に入れて咀嚼するとやはり完熟南高梅です。おいし。
 
間違えて買ってしまった純りんご酢を美味しく飲むため、露茜はりんご酢と純りんご酢を混ぜて梅シロップにしました。りんご酢:純りんご酢=2:1。かなり赤くなるし、ニホンスモモと梅の交雑種ってことはスモモっぽい香りも強いだろうし、純りんご酢にも負けないじゃろ、という期待。
漬ける工程が終わりまして、加熱殺菌をしたのですがシロップは意外と味が薄いな…?そんなに梅の香りも強くないし、スモモ感は全然なく…ビジュアルがキレイだから飲んでて楽しいけど、これは自分で味変したほうが楽しめるかも…。和歌山とかの原産地でもっとグレードの高い露茜を買って梅シロップにすればもっと味が濃くてフルーティーなシロップになったのかもしれないけど、旬よりはやくスーパーに並んでいた庶民が買える値段の梅の実を使ったからなぁ。青梅と完熟南高梅でアク抜きせずともえぐ味がほとんどなかったので、今回も事前のアク抜きをしなかったのですが、うーんこれもイメージ通りの味にならなかった要因かも。データが取れたので来年に生かそうと思います。
あと副産物の梅の実!アクが強くえぐ味苦みが強くてびっくりしました…!これはこのまま食べるのは無理だ…。ということで慌てて梅の実だけ再加熱、水を足しながらアク抜きを2時間ほど…最初のびっくりするような強い苦みやエグ味はなくなったけど、確実に苦いので種を取って実だけにしたあと、家にあるありったけの砂糖を加えてさらにアクを取りつつペーストに崩しました…。ペーストにして炭酸水で溶いて飲めばエグ味は気にならないかな!いやいや、他人様に食べてもらわないと自宅の冷蔵庫が梅で圧迫されるので、先に配り先に声をかけていたのですが、えぐい梅の実ができちゃったときは焦りました…。
 
 
 
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 今年はとち狂ったかのように梅を漬けまくったのですが、ええ、すごく楽しかったです。露茜とパープルキングは初挑戦で品種の傾向もつかめたのでラッキーでした。
来年は青梅・完熟南高梅・見つけられればパープルキングで梅シロップかなぁ。私の買った露茜がはずれだった可能性が大だけど、露茜は手間がかかりすぎるのでちょっと疲れました…。あと赤い色付きの梅シロップを作りたければ、露茜よりも紫南高梅を使ったほうが初心者でおいしいものが作りやすいかなぁ、というのが今年の知見です。
冷凍庫を開けるたびに目に入る梅シロップの在庫(500のペットボトル10本越え)…じゃま…いえいえ!これが幸せのかたちですとも!純度100!笑
 
 梅を沢山漬けると沢山梅シロップが飲めてハッピーハッピーなのですが、副産物の梅(砂糖漬け)も生の梅と同量(10kg弱)でてくるので、それが自宅の冷蔵庫を圧迫しています…!夫婦二人ではとても食べきれない。保存食を大量に冷蔵庫に保管するのはネ、あんまりよくないよネ、全然冷蔵庫の中身が回転しなくなっちゃうものネ!冷蔵庫の薄い棚板に保存食とかずっしり重たいものを入れるのは良くないですよ!棚板が割れますよ!私の母も祖母も「ハマると大量生産する民」なのですが、母はついに冷蔵庫の棚板を割ったそうです。私も注意せねば…。
 
 ちょっとの梅シロップと大量の梅の実を食べてくれた義実家、お友達、ありがとうありがとう!おかげで函南家の冷蔵庫は無事です…!まだまだあるので今度お渡しします…!笑
 
それでは、あっでゅー◎